本校は、「同朋和敬」「共なるいのちを生きる」を建学の精神とし、さまざまな機会に「いのち」や「仲間」の大切さを共有しています。修学旅行では普通科・商業科は沖縄を通して、音楽科はオーストリアを通して「平和」の大切さを学んできました。

私たちは、脅しや武力ではなく、平和的対話をもって豊かな関係を生きることができる社会の主権者となることを、生徒たちに学んでほしいと考えています。また、生徒たちや未来の子どもたちのためにそのような社会を作り上げる責任も切に感じています。

ロシア軍の攻撃の中、地下鉄駅舎に肩を寄せ合い避難しているウクライナの市民の姿、子どもたちを含めた罪なき多くの人たちがいわれなき暴力にさらされている姿から、目を背けることはできません。

私たち同朋高等学校は、このたびのロシア連邦のウクライナ侵攻をはじめとする、あらゆる武力行使に対して反対の意を表明し、現在恐怖の最中にある方々や被害に遭われた方々、すべての人々に、一刻も早く平和が取り戻されることを強く望みます。

2022年3月4日　
同朋高等学校