専攻はピアノ、声楽(声楽・ミュージカル)、弦楽(バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス、ハープ、ギター)、管楽、打楽(ドラム、マリンバ)、作曲、電子オルガン、教養ピアノの8つとなっています。
音楽科で一番大事なのは音楽実技です。いくら評定が高くても、またどれだけ専門以外の教科の試験ができても、実技ができなければ入学できません。
「じゃ、実技ができればいいの?」-高校の授業には音楽以外の一般教科もあるので、それも一定できなければ困ります。目安を言えば「だいたい普通程度」と考えてください。
問題は実技。どの程度の力が必要なのかは、実際にやってみないと分かりませんね。そのために、実技の向上を兼ねて8月上旬に「夏期講習会」が開かれていますし、11月中旬に推薦受験希望者を対象にした「体験入学」を行っています。
夏期講習会は実技試験ではありません。あくまでも「講習会」ですので、実技を見させてもらって、今後どういう練習をしたらいいのか、アドバイスします。またソルフェージュも行いますので「音楽科ではこういうことが求められるんだ」と理解できるだろうと思います。
いずれにしても、直接それで合否が決まるわけではないので安心してください。ただ、学校側にも指導内容をお知らせしますので、推薦を希望して中学の先生に相談した時にはそれが参考にされるでしょう。実技の可能性を判断する材料となる、ということです。
推薦希望なら11月の「体験入学」に参加してください。それより前に学校のことが知りたい時は8月の学校公開日、10月と11月の学校説明会(いずれも9時30分開始)に参加してください。
これは難しい質問ですね。というのは、やはりどれだけ音楽の幅を持っているかは大事なことだからです。ですから、入学後は副科といって、専門楽器以外の楽器も学びます。
が、まず当面の入学だけで言えば、「第一に専攻楽器」です。ピアノ専攻以外は皆ピアノの実技があります。けれども専攻楽器ができなければピアノがうまくても合格しません。ですから、まずは専攻楽器の実力、あなたの場合は声楽の力を磨くことをお勧めします。
最近は合唱部から声楽を希望するとか、吹奏楽部から管楽や打楽を希望する生徒が増えています。その人たちはソルフェージュなど、専門教育をまだ十分受けていない場合が多いようです。もちろん、できる限りそういった専門的なレッスンを受け、練習を重ねるべきですが、先の質問と同じく、「まずは専攻楽器」。その他は「入学後伸ばす」ことで対応しています。
授業内容が他の学科とは異なりますので、学費の比較はできません。
ただし、
直接音楽科(052)411-1147、入試広報室(052)411-1216または職員室(052)411-1159にお尋ねください。