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2学期終業式を執り行いました
2学期の終業式は、風邪の流行などの状況を鑑み、教室を会場に放送でおこないました。
学校長が諸用のため、代理として教頭より次のように式辞がありました。
式辞 みなさん、おはようございます。 今日で2学期が終わります。みなさんにとって、2学期はどのような時間だったでしょうか?文化祭や外部講師による講演会、自主活動日、部活動の大会や発表、検定試験、1年生はプレゼン大会、2年生は修学旅行、3年生は入学試験・就職試験など、多くの行事や挑戦の場がありました。みなさんが懸命に取り組む姿を見て、とても頼もしく感じました。本日も午後から、体育大会リベンジ企画が行われます。庄内緑地を会場にしますので、行き帰りを含めて安全に頑張ってほしいと思います。 もしかすると、「気が付けばあっという間に終わってしまった2学期」という人もいるかもしれませんね。目の前のことに追われると、振り返る余裕がなくなっていきます。だからこそ、これから始まる冬休みは、少し立ち止まり、自分のペースで、ゆっくりと、時間を過ごしてほしいと思います。 世の中では、「目標を持ちなさい」と言われたり、「目標は何ですか?」と聞かれたりします。たしかに、新年を迎えるにあたって目標を立てることは、自分を奮い立たせ、成長するきっかけになります。私自身も考えたりします。しかし、目標を持つことにとらわれすぎる必要はありません。焦らず、何も決めず、のんびりと、過ごす日があってもいいとも思います。好きな本を読んだり、自然の中を散歩したり、家族と穏やかな時間を過ごしたり……。これもまた、成長への大切な一歩です。 今回の冬休みは、スケジュールを詰め込みすぎず、「自分と向き合う時間」を意識してみてください。そして、その中で感じたことや考えたことを大切にしてほしいと思います。新しい目標に次々と挑戦をするのも素晴らしいことですが、それ以上に「今の自分を受け止めること」が、次の一歩をより確かなものにしてくれるはずです。 また、ゆっくり時間を過ごすと、忙しさの中で見落としがちな「感謝」に気付くこともあるでしょう。家族やお世話になっている方々への感謝を感じたり、身近な人とじっくり会話を楽しんだりすることも、冬休みだからこそできることです。 ただし、「ゆっくり過ごす」とは、「だらだらと時間を浪費する」ことではありません。夜更かしをしてしまい生活リズムを崩してしまうと、せっかくの冬休みが心身を整える機会になりません。インフルエンザの流行も続いています。規則正しい生活を心がけ、自分を大切にしてください。 あと数日で2025年です。1月の始業式に皆さんと笑顔で会いたいと思っています。 以上をもって、終業式の式辞とします。 |
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