近年は猛暑の影響もあり、2学期の始業式は空調の効いた教室を会場に放送でおこなっていました。
昨年度末に体育館冷暖房設備を導入いたしましたので、今年度の2学期始業式は涼しい体育館で久しぶりに実施いたしました。
学校長からは次のように式辞がありました。
2学期始業式 学校長式辞
みなさんおはようございます。そしてお久しぶりです。
1年生のみなさんは「初めまして」 ですね。
本当に面目ないことですが、大ききなけがをしましたので、昨年度末よりしばらく学校を離れていました。申し訳ありません。
まだまだ不完全なこともあると思いますが、やれるだけのことをやっていこうと思います。
みなさんも、身体には気を付けて、そして命を大切にしてくださいね。
先ほど、とても久しぶりに校歌を歌いました。
これからも大きな声で、みなさんと一緒に校歌を歌っていきたいと思います。よろしくお願いします。
連日暑い日が続きましたが、みなさんはどのような夏休みを送ったでしょうか。
夏休みを迎えるにあたって、教頭先生からの1学期終業式の式辞のなかで「目標と行動計画」 について話がされたと聞いています。
山登りを例にすると、「登山ルート」 や「かかる時間・日数の想定」 、「必要な備品や食料の調達」 など、いつまでに決めて動いていくかを整理していく。これが行動計画ということでした。
みなさんにとって、長い夏休みの中で、どういった目標が、どのように具体化された行動計画のもとに進められたのか。新学期に乗り出す今、ふりかえってほしいと思います。
仮に目標が未達成であったとしても、きちんと行動計画を立てて過ごした40日と、ぼんやりと過ごしてしまった40日との間には、大きな差が出来ています。
その変化は、今後のそれぞれの活動のなかで、さまざまな形での「結果」 として立ち現れてくると思います。
ただその「行動計画を立てる」 というのがなかなか簡単ではないですね。実は私も苦手です。
夏休みに入ってすぐ、吹奏楽部、合唱部、演劇部が相次いで大会に臨みました。
演劇部は県大会に進み、限られた時間のなかで必死に準備をして立ち向かいました。
柔道部や野球部、女子テニス部、男子ソフトボール部、バドミントン部なども選手権や市民スポーツ祭、私学祭など、各種大会に出場。
優勝や準優勝など、さまざまな結果・成果が学校に届いています。
男子サッカー部や女子蹴球部、陸上部、ラグビー部、女子バレー部など、多数の部で遠征合宿が設定されていました。
どの部活も、猛暑や豪雨に負けず練習に打ち込み、本当に力を付けてきたのでしょう。
部活動ではありませんが、3年音楽科の松永悠里さんが、安来節の全国大会 師範の部で準優勝しています。
部活動以外でも、医療系プログラムで病院実習を経験した人、インターンシッププログラムで社会を実体験した人、戦後80年の自転車リレーで広島からの500キロを走破した人など、普段では経験できないような体験のなかで、学びや気づきを得た人も多くあったと思います。
学内では2年生を対象とした進学合宿がおこなわれ、多くの人が参加しました。
今日から2学期が始まりますが、すぐに年間最大の行事、文化祭があります。
夏休みには、どの学年も、毎日のように、どこかの教室の鍵が開いていて、仲間と話し合いながら企画を進める姿が見られました。
こだわった人の思いに応えてクラスで協力して創り上げ、素晴らしい企画が出来上がることを期待しています。
3年生にとっては、進路が決まっていく大事な季節に入ります。2年生は、12月の修学旅行に向けた準備が本格化します。
この2学期が、皆さんにとって思い出に残る、充実した2学期になることを願っています。
以上で始業式の式辞とします。 |
また、防災の日でもある本日は、火災を想定した避難訓練を実施しました。
見つかった課題を改善し、生徒の安全を第一とした防災計画の改定に努めます。
