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式辞・法話

離任式 離任教員代表挨拶

修了式に引き続き、離任式がおこなわれました。
離任教職員を代表された先生のお話を紹介いたします。

 

 

みなさん、おはようございます。

 

Tomorrow is another day.

私の授業を受けてくれたみなさんには、聞き覚えのある言葉かと思います。
日本語に訳すと、「明日は明日の風が吹く」です。
いま、つらいな、困ったな、どうしようと思うことがあるかと思います。でも、気楽に「明日は明日の風が吹くから」と考えて。と、一般的には言われます。
でも、私にはもっと好きな訳し方があります。それは、とある高校生が訳してくれたものです。

とりあえず、寝よう!

「明日は明日の風が吹く」というのは、気楽なのだけど、明日を迎えるまでは、どうしたらいいのか分からない。という状態だと思います。
そうではなく、いま困っている。いま悩んでいる。いま何をしようか。……そんな時は、「とりあえず寝よう」。
いま、本当に頑張っているみなさんが、引き続き頑張り続けることができるのなら、「頑張ろう」。
ちょっとどうしようか、困ったな、不安だな、頭が痛いな、そんな思いがある人は、「とりあえず寝ちゃいましょう」。
健康が第一です。笑顔が優先される生活を、送り続けてください。

 

同朋和敬 (どうほうわけい)

同朋高校の建学の精神ですが、なんか難しい言葉です。
だから私は、金子みすゞさんの「みんな違ってみんないい」という表現をしてきました。
みんな違ってみんないい、そんな同朋のみなさん。私は同朋高校に5年間関わり、私は素晴らしいご恩を受けました。
頑張ってる子、笑顔を送ってくれる子、手を振ってくれる子……本当に素晴らしいご恩を受けました。
本来であれば、みんなにこのご恩を恩返ししなければなりませんが、私は新たなステージに進むので……。
震災を受けた方がよく言われます。「受けたご恩はその時にはなかなか返せないので、次にその恩を送ろう」。「恩送り」ですね。
私も、そんな気持ちです。みなさんからいただいたご恩は、次のステージで返していこうと思います。

私は教員として43年間過ごしました。そして、43回の卒業式を経験してきました。
そのうち、在校生が卒業生を送る歌として、20回以上「旅立ちの日に」を聴いてきました。
今年43回目の、そして20数回目の「旅立ちの日に」のみなさんの歌声は、私の43年間の教員人生を締めくくるような歌声でした。
思い返すと、今でも熱いものがこみ上げてきます。
毎朝、放送で校歌が流れます。
放送の校歌と、今日の修了式の校歌とは、違って聞こえました。
今日の校歌も、卒業式の校歌も、本当に感激しました。
教員としての43年間。これで締めくくることができます。

ありがとう。

離任教員代表 O