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本校で2度開催された「名古屋平成中村座」で舞台に立たれた、歌舞伎俳優の四代目片岡亀蔵さんが、11月24日にご逝去されました。

謹んでお悔やみ申し上げます。

片岡亀蔵さんは、五世片岡市蔵の次男であり、時代物、世話物、新作などジャンルを問わず、敵役から老け役、滑稽味のある役など幅広い役柄をこなし、存在感のある確かな演技力で舞台の脇をしっかりと固めるベテランの俳優として活躍されました。

本校で平成18年(2006年)に開催された名古屋平成中村座・十八代目中村勘三郎襲名披露興行では、『本朝廿四孝』の白須賀六郎、『身替座禅』の太郎冠者、『義経千本桜』の猪熊大之進を、令和6年(2024年)に開催された十八世中村勘三郎十三回忌追善・名古屋平成中村座では、『弁天娘女男白浪』の南郷力丸、『義経千本桜』の川面法眼を演じられました。