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式辞・法話

入学式 来賓祝辞

祝辞

新入生のみなさん。私の大好きな同朋高校へのご入学おめでとうございます。
また、保護者のみなさま。今日の良き日を迎えられましたことを、心よりお祝い申し上げます。

新入生のみなさん。みなさんは努力を重ね、自らの力で同朋高校へ入学されました。そして、義務教育を終え、大人へと一歩近づきました。
今日、この同朋高校の正門をくぐり、今の気持ちはいかがですか? 不安、緊張感、ワクワク、楽しみなど、複雑な気持ちではないかと思います。

同朋高校は開校から60年を超える歴史ある学校で、「生徒が主人公である高校」 を実践されています。
昨年3月には「十八背中村勘三郎十三回忌追善 名古屋平成中村座 同朋高校公演」 が体育館を会場に開催されました。生徒のみなさんも、マスコットキャラクターをデザインしたり、会場内外の案内をする「お茶子見習いさん」 として大活躍されました。

これから始まる高校3年間。みなさん自身で考え、行動し、仲間と協力して、素晴らしい思い出を作り上げてください。
この学校の主人公であるみなさんを支える教職員の方々、保護者のみなさまの、温かいお心遣いや関係性は、唯一無二のものであると、私自身強く感じております。
そんな先生方や保護者も、その思い出作りに巻き込んでほしいと思います。

 

私は新入生のみなさんより、かなり長く人生を過ごしていますので、私が大切にしてほしいことを3つお伝えします。

1つめは、相手をリスペクトする。
2つめは、謙虚な気持ちを忘れない。
3つめは、いのちの大切さを忘れない。 です。

「相手をリスペクトする」 ということは、人それぞれの考え方やあり方を大切にするということです。そうすることで、良い関係が築けると思います。
「謙虚な気持ちを忘れない」ということは、控えめで素直な態度で人に接するだけではなく、周りの意見、新しいものや良いことは取り入れる柔軟さを持つことです。それがさらなる成長に繋がると思います。
「いのちの大切さを忘れない」ということは、同朋高校の教育でもとてもとても大切にされています。昨年度おこなわれた「いのちの授業」 でも、生まれてくること、ここまで無事育ってきたことは奇跡だと学ばれました。その「いのち」 を大切にしてほしいということです。

これからみなさんは、多くのことを経験し、辛いこともあり、乗り越えなければいけない壁にぶつかることもあると思います。
1人では難しいこともあるかもしれません。
そんなとき、みなさんには愛情を持って接し、助けてくれる人がたくさんいることを忘れないでください。みなさんの命を守りたいと思っている人はたくさんいます。どうか「いのちの大切さ」 を忘れないでください。お願いします。

保護者のみなさま。私たちは「すべては子どもたちのために!でも、保護者も楽しく!」 の気持ちで活動しております。これから3年間、お子様と一緒に楽しく充実した時間を過ごしましょう。

最後に、新入生のみなさん。「最高の高校生活」をご自身で、そして仲間と作り上げましょう。

以上をもちまして、私からの祝辞といたします。

 

PTA会長