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昨年に引き続き、助産師として活躍されている本校在校生保護者の日比野さんにご来校いただき、「いのち」についての講演をいただきました。

１年生では「いのちのはじまり」について講演いただき、２年生では「いのちの終わり」についての講演でした。

助産師として立ち会われるいのちの現場でのことや、日比野さんのご家族の死に向き合ったご経験、グリーフケアについてなど、貴重なお話をお話いただきました。

人間は「生まれたから死に向かって生きている」というなかで、自分自身の死だけではなく、周りの人の死にも向き合います。

「喪失を受け入れ、悲しみを乗り越えるのではなく、抱えながら歩みを進めていく」という言葉に、自身の経験を重ね涙を流す生徒もいました。

「死」という難しいテーマでありながらも、優しい語りかけとスライドが、生徒たちの心に届いていたようです。