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式辞・法話

【卒業式】保護者お礼の言葉

お礼の言葉

早春の清らかな光が差し込むこの良き日、子どもたちのために、盛大な卒業式を執り行ってくださり、誠にありがとうございます。
準備してくださった校長先生はじめ、諸先生方には、保護者一同を代表して、厚く御礼申し上げます。
また、ご来賓のみなさまにおかれましては、ご多用の中ご臨席賜りまして、誠にありがとうございます。
みなさまからいただきました、心温まるお祝いや励ましの言葉は、卒業する子どもたちの胸に、深く刻み込まれたことと思います。
心より、感謝申し上げます。

卒業生のみなさん。ご卒業おめでとうございます。
改めて、同朋高校を卒業するあなたたちを見ますと、しみじみと大きく成長したなと実感します。

私たちのお腹の中にあなたたちの命が宿り、トクトクと小さな鼓動を感じたときの喜び。お腹の中で動いていたあなたが、元気いっぱい生まれたときの感動が、つい昨日のことのように思い出されます。
あの時、私たちはあなたの命を、大切に守って生きていきたいと、心から思いました。
あなたの小さな身体を抱いて、かわいらしい小さな手を繋いで、目が合うと、声を掛けると、ニコニコ笑うあなたといつも一緒にいたい。そんな気持ちでいました。
大きくなったあなたを抱くことは叶わず、あなたの手が私たちの手から離れた今も、あの時と変わらず、あなたを愛おしく思っています。

同朋高校での3年間。あなたたちはグンと大人になっていきました。
私たちから離れて、友達や仲間たち、先生方、出会ったすべての人たちと過ごした日々が、あなたを成長させてくれました。
あなた自身が、友達や仲間たちのチカラになれたこともあったと思います。
大人になったなと思う反面、あなたに「もう心配いらない」と言われても、私たちは心配だし、「助けてもらわなくても大丈夫」と言われても、何かしてあげられることがあるのじゃないかと探してしまいます。
たぶん、私たちがおばあさんになって、あなたたちがおじさんやおばさんになっても、あなたを愛おしく思う気持ちは、ずっと変わりません。

これから、どんな未来があるのか心配でたまらなくなったり、誰も助けてくれないときがあるかもしれません。
そんなときは、私たち家族や、友達や仲間たち、先生方の笑顔を思い出して、チカラを振り絞ってください。
うまくいかなくても、気にすることはありません。
何回だってチカラを試せば良いし、疲れたら休んだっていい。
ただ、自分を大切に、あなたらしく、1日1日を大切にして生きて欲しいと願います。
私たちは、あなたの「生きるチカラ」を信じています。

卒業生のみなさん。後方の保護者席をご覧ください。
みなさんの父からの、母からの、熱い想いが詰まったプレゼントです。
このランタンに私たちの思いを込めて、

「 さぁ、行っといで。いつでも帰ってきていいんだよ。 」

最後になりましたが、同朋高校のますますのご発展と、校長先生をはじめ諸先生方、そして本日ご参列くださいましたみなさまの、ご健康とご活躍をお祈りして、保護者代表の挨拶とさせていただきます。

保護者代表  伊藤 美和