同朋について学校紹介

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学校長挨拶

学校法人同朋学園 同朋高等学校 校長滝 敏行

同朋高校は、開校以来「真理探究」「相互和敬」「体位向上」の校訓を掲げ、常に生徒を主人公に、「仏教精神に基づき、全人教育を通して、正しい世界観を持つ、個性豊かな人間を育成する」ことを方針に、教育に取り組んでまいりました。

65年を超える歴史の中で、「同朋の教育」と呼ばれるさまざまな実践が作られてきました。服装の自由化、文化祭や体育大会、そして卒業式などの学校行事やさまざまな学習プログラム。普通科・商業科・音楽科それぞれのカリキュラム。その1つ1つに「同朋の教育」が大切にしてきた、一人ひとりの生徒がどのように輝けるのか、どのように生きる力を付けることができたのかが生きています。

ICTの技術が進み、学校に通わなくても知識を得ることができる世の中になってきました。そのような状況だからこそ、学校に通う目的がはっきりしてきます。さまざまな環境、さまざまな文化の中で育ってきたさまざまな価値観が、学校という場でぶつかり合い、お互いを尊重し合い、高め合っていくということです。

人間の価値は、ひとつの物差しでは測れません。他の人にないすばらしい何かを、きっと誰もが持っているはずです。そのすばらしさを引き出し、可能性を伸ばすことこそが、学校教育の大きな使命だと私たちは考えます。真宗の人間観を建学の精神とする同朋高校。生徒たちはもちろん、教職員も、保護者も、共に学びあいながら育っていく、そんな充実した『共育』環境が整っています。
「生徒が主人公である高校」 一見あたりまえのように思われるこの言葉を、65年を超える歴史の中で真に実践し続けてきた自負が、本校にはあります。
普通科・商業科・音楽科と、それぞれの特徴を活かしつつ、これからも常に生徒を中心に、「いのち」を、「一人ひとり」を大切にする教育を続けてまいります。

建学の理念・教育方針・校訓

建学の理念
「同朋和敬」
「“共なるいのち”を生きる」
本校は、親鸞聖人を宗祖とする真宗(浄土真宗)の御教えを大切にしています。

親鸞聖人は、共に生きる目的を追求する仲間を、「弟子」ではなく「御同朋 御同行」(共に学ぶ尊い存在・共に道を歩んでいく存在)と呼ばれ、生きとし生けるものすべてを慈しみ、混迷とした世の中であっても互いに支え合い、自他共に心豊かに生きようと、深い敬愛の念をもって大切にされました。

親鸞聖人が「和国の教主」と敬われた聖徳太子は、十七条憲法の第一条で「和らぎを以って貴しと為す 忤うこと無きを宗とせよ」と教え諭しました。ただ仲良くするだけではなく、人々がしなやかで強い心を持ち、互いに和らぎ、敬い、睦まじく話し合うことができれば、それは自然と道理にかない、どんな問題も解決するのです。

私たちはたくさんの「いのち」をいただいて生きています。そして、たくさんの「いのち」のはたらきの中で、いま「私」をたまわって「共なるひとつのいのち」を生きています。

他者とのかかわりの中で、あらゆる差異(ちがい)を認め合い、それぞれが輝くような豊かな関係を築く。
親鸞聖人の「同朋」と聖徳太子の「和敬」をもって「“共なるいのち”を生きる」。
これが、本校建学の理念です。
教育方針
本校は仏教精神にもとづき、全人教育をとおして、正しい世界観をもつ個性豊かな人間を育成する。
教育目標
  • 深い理解力と健全な批判力を養い、もってわが国の文化の創造に寄与する人間を育成する。
  • 仏教的情操による相互和敬の精神を涵養し、社会秩序を重んじる人間を育成する。
  • 健全な心と身体をつくり、積極的に働くことを喜ぶ人間を育成する。
校訓
  • 真理探究
  • 相互和敬
  • 体位向上

学校概要

本校は昭和33年(1958年)に東海同朋大学の附属高等学校として設立されました。
昭和34年(1959年)に校名を現在の「同朋高等学校」に変更して今に至っています。

学校情報

学校名 同朋学園 同朋高等学校
住所 名古屋市中村区稲葉地町七丁目1 交通案内はこちら
郵便番号 453-8540
電話番号
  • 052-411-1159 (職員室)
  • 052-411-1117 (事務室)
  • 052-411-1216 (入試広報室)
  • 052-411-1119 (進路指導室)
  • 052-411-1147 (音楽準備室)
  • 052-411-1184 (体育教官室)
FAX番号
  • 052-411-1944 (事務室・入試広報室)
  • 052-411-0005 (職員室)
学校長 滝 敏行 (たき としゆき)

課程

学年 1年生 2年生 3年生 合計
男子 182人 185人 172人 539人
女子 254人 254人 265人 773人
合計 436人 439人 437人 1312人
学年 1年生 2年生 3年生 合計
普通科 9クラス 9クラス 9クラス 27クラス
商業科 2クラス 2クラス 2クラス 6クラス
音楽科 1クラス 1クラス 1クラス 3クラス
合計 12クラス 12クラス 12クラス 36クラス

校章

この校章は、学校設立時より男女共学を骨子とする本校にあって、みな同等に、あたかも「月」の字が双方仲良く肩を並べているような「和敬の精神」を基調としています。
両翼に心理を学びとる学究精神と、強肩なる身体を育成してこそ、文化発展に寄与する人材を養成することができるという、本校の教育方針を図案化したデザインです。

VI(ビジュアル・アイデンティティ)カラー

本校が発信する広報物は 「千草色」 を基調色として作成します。
「千草色」 は日本の伝統色であり、灰みのある青みを帯びた緑色といわれます。
初夏に青紫色の花をつける千草(露草/ツユクサの古称)を表すだけではなく、多種多様な野の草が力強く生い茂る色です。
江戸時代、庶民の華美・贅沢を禁じる 「奢侈禁止令」 が出される中、落ち着いた色合いを多数作りだし、それぞれに風月山水の名前を付けて楽しんだ江戸庶民。 「千草色」 は彼らが生み出した豊かな色彩 「四十八茶百鼠」 の1つともいわれます。
多少のことでは挫けない江戸庶民の心意気。どんな環境であってもめげずに大地に根を張る多種多様な野の草。そして一人ひとり異なる多様な個性を受け入れ、たくましくしなやかな人間を育もうとする本校を表した色です。

タグライン (ブランドスローガン)

JOYFUL! DOHO LIFE自分たちで挑戦できるって、きっと楽しい。

沿革

昭和33年1958年
  • 東海同朋大学附属高等学校として設立認可(普通科6学級編成)
  • 開校(第1学年普通科2学級)
  • 校旗樹立
  • 商業科6学級設置認可
昭和34年1959年
  • 校名変更「同朋高等学校」と改称
  • 商業科開設
  • 学級増加認可(普通科9学級・商業科9学級編成)
昭和35年1960年
  • 学園歌設定
昭和36年1961年
  • 第1回卒業式挙行
昭和37年1962年
  • 鉄筋校舎増築
昭和39年1964年
  • 学級増加(普通科9学級・商業科11学級)
昭和40年1965年
  • 体育館兼講堂完成
昭和41年1966年
  • 学級増加(普通科11学級・商業科14学級)
昭和42年1967年
  • 特別教室棟完成
  • 音楽科、衛生看護科開設
昭和47年1972年
  • 本館完成
  • 校歌制定
  • 創立15周年記念式典挙行
昭和48年1973年
  • 学内教研開始
昭和50年1975年
  • 第2運動場を庄内川緑地に設置
  • 本館増築
  • 第1回陸上競技大会(現体育大会)
  • 学校通信創刊
  • 卒業を祝う会がはじまる
昭和51年1976年
  • 同朋型文化祭(クラスを基礎に、クラス全員が参加し、高い文化を追求)がはじまる
昭和52年1977年
  • 第1回地域懇談会
  • クラス連合による学年自主活動がはじまる
  • 第1回基礎学力検定試験
  • 音楽科第1回定期演奏会
昭和53年1978年
  • オリエンテーション合宿(現フレッシュマン合宿)がはじまる
昭和54年1979年
  • 新体育館(現体育館)完成
  • 卒業を祝う会を踏襲した手作り卒業式がはじまる
昭和58年1983年
  • 新校舎(現C号館東半分)完成
昭和59年1984年
  • 文化祭の一般公開をはじめる
昭和60年1985年
  • 私学フェスティバル(現高校生フェスティバル)実行委員会事務局が本校に設置される
昭和61年1986年
  • D号館高校移転
昭和63年1988年
  • C号館校舎(現C号館西半分)増築完成
平成元年1989年
  • 食堂設置
  • クラブハウス設置
平成2年1990年
  • 沖縄修学旅行がはじまる
平成6年1994年
  • 学校5日制が導入される
  • 同朋教育フォーラム(現同朋オープン・フォーラム)がはじまる
平成7年1995年
  • 新校舎(現B号館)増築完成
  • 生徒会が生徒総会で「僕らの学校づくり宣言」を発表する
平成8年1996年
  • 体育大会に縦割り群団制が導入される
  • 服装自由化を求め、生徒会が全校集会を開催する
  • 服装自由化に向けた、四者協議会を設置する
平成9年1997年
  • 全教室冷暖房設置
平成10年1998年
  • 服装自由化実施
平成11年1999年
  • 衛生看護科募集停止(平成14年3月廃科)
平成16年2004年
  • 新校舎(現A号館、現D号館)完成
  • 食堂をD号館に移転
平成18年2006年
  • 課外プログラムとして、エクステンションプログラムがはじまる
  • 体育館を芝居小屋に改装した「十八代目中村勘三郎襲名披露興行・松竹大歌舞伎・名古屋平成中村座」がおこなわれる
平成19年2007年
  • 制服(標準服)改定
平成20年2008年
  • 親鸞聖人像除幕式(親鸞聖人750回御遠忌記念)
  • 創立50周年記念式典挙行
平成23年2011年
  • 新校舎(現C号館北側)増築完成
平成24年2012年
  • B号館、C号館改修工事
  • 校内グラウンドを照明付き人工芝に改修
平成25年2013年
  • 医療看護系進学プログラムがはじまる
  • 体育館照明LED化工事
平成27年2015年
  • 新カリキュラム開始(普通科・商業科)
平成28年2016年
  • 愛知工業大学と教育交流協定締結
  • B号館、体育館改修工事
平成29年2017年
  • 一部教室にWi-Fi設置
  • 音楽科50周年記念演奏会を開催
平成30年2018年
  • 全一般教室にプロジェクタ設置
  • 創立60周年記念誌発行
令和3年2021年
  • 同朋学園創立100周年
  • 全教室にWi-Fi設置
令和4年2022年
  • 生徒1人に1台のタブレット端末整備
令和5年2023年
  • 人工芝グラウンド改修工事
令和6年2024年
  • 「十八世中村勘三郎十三回忌追善 名古屋平成中村座同朋高校公演」が体育館を芝居小屋に改装して開催される
  • 体育館に空調およびバリアフリートイレ設置
  • 体育館・クラブハウスのシャワー室温水化工事