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2学期の始業式を挙行しました

本日、全校生徒が体育館に集まり、令和8年度2学期の始業式を挙行しました。

式では、学校長からの式辞に続き、9月末に控えた文化祭について、文化祭生徒実行委員会代表生徒から案内がありました。

始業式後、教室に戻った生徒たちを対象に、事前予告のない防災訓練を実施しました。訓練では、地震発生を想定し、各自がその場で身を守る「シェイクアウト」を行いました。近年、地震や水害などの自然災害が各地で多発しています。今回の訓練を大切な経験として受け止め、いざというときに自ら考え、行動できる力を身につけてほしいと思います。

学校長 式辞(全文)

令和8年度の2学期始業式を迎えました。この夏も本当に暑い日が続きました。皆さんはどのように過ごされたでしょうか。私は、たくさんの卒業生に会った夏休みでした。その中の1つですが、同朋高校全体の同窓会の総会は、毎年8月の第1日曜日に開催されています。そこで、18年前の2008年度に初めて担任をした学年の野球部の生徒が4人、まとまって参加してくれて、当時あったいろいろなこと、それぞれのその後の人生について話してくれました。それぞれ違う道に進んでいましたが、15、16歳で出会った彼らが、今33、34歳になり、人生のさまざまな壁を乗り越えて今を生きている姿を感じることができました。

皆さんにとって、夏休みはどうでしたか。進学補習を頑張った人、文化祭の準備で連日学校に来た人、2年生は120人以上がインターンシップに行ったと聞いています。中でも、部活動に時間を使った人は、充実の時間が過ごせたでしょうか。世代のバトンが渡された部で、初めて部活動をまわす立場になった人は、先輩たちがやってくれていたことの大きさに改めて気づかされたのではないでしょうか。まだ3年生と一緒にやれているクラブは、目の前で先輩たちが何を思い、チームを引っ張ってくれているか、しっかりと観察をして未来の自分の姿を想像することが大切かもしれません。

またこの夏は、中学生を迎えるイベントが多数ありました。同朋高校にもたくさんの中学生が体験会や授業公開、入試相談に来てくれました。中学3年生にとっては、今が人生の選択です。高校3年間をどこで、どのように過ごしていくのかを考える大事な時期ですが、多くの中学生にとって、高校入試は初めての大きな壁なのかもしれません。

かつての高校生の話、今の皆さんの話、そして未来の同朋生の話。いずれのタイミングにおいても目の前には壁があり、それを乗り越えるたびに、人は強く、しなやかになっていきます。

さて、2学期が始まります。この秋は、すぐに文化祭がやってきます。3年生は、就職試験、大学や専門学校の入学試験があり、自分が努力してきたことが成果として現れる「実りの秋」でもあります。文化祭なら他のクラスと、部活動なら対戦相手と、入試なら他の生徒と、ライバルとして競い合うわけですが、ライバルを敵と見て倒す対象というよりは、自分たちを高めるための対象と見て、お互いがフェアで切磋琢磨し合える関係であってほしいと思います。結果としては、勝ち負けがあったり、合格や不合格があったりしますが、相手と磨き合った時間の一つ一つが自分の力になっていくものだと思います。ぜひ、皆さんには、競い合った相手を称え、尊敬の気持ちを持ってほしいなと思います。そうやって壁を一つひとつ越えていく先に、より強くしなやかな自分があることを信じて、今はやるべきことを積み上げていきましょう。

最後に、1学期の終業式にも言いましたが、浄土真宗の教えは、常にそれぞれの機会をご縁として、学びを深めることに繋がっています。学校の学びも、行事やできごとのなかで、自分の関わり方や学び方を問い直すことに繋がっていると思います。皆さんにとって、「実りの秋」があることを願い、本日の式辞といたします。

同朋高等学校長 小堀 能任