CLOSE

OPEN

LINE

ニュースNEWS

トピックス

修了式を執りおこないました

1・2年生が体育館に集い、今年度の修了式を執りおこないました。

校長先生からの式辞に続き、離任式そして全国大会に出場する柔道部と男子ソフトボール部の壮行会をおこないました。

 

卒業式のころは河津桜、河津桜と言っていましたが、もうとうに散ってしまいました。河津桜の若葉もいいですね。
今は体育館前の植栽のハナモモが咲き始めました。

あの感動的な卒業式からもう1ヶ月が経ちます。
3年生の合唱構成詩も在校生の企画も、保護者による企画も、すべてあたたかいものでした。
3年生の残そうとしたメッセージの一つ一つを、みなさんがどのように受け止めたのか、そして残された1年、または2年ある高校生活をどのように過ごそうと思ったかということが大切だと思います。
それぞれが心で感じたことを、自分で考えて、これからの行動に移してほしいです。
それが3年生が残したメッセージに応えることになると思います。

卒業式といえば今月の初め、お隣の豊正中学校の卒業式に参加してきました。
控室に集合している時に同朋高校の校長だと名乗ると、近くにお住まいの区政協力委員長さんから話しかけられました。
「近くに住んでいて、バスなんかも利用するんだけど、同朋の生徒さんもよく見かけてね…」
ここで平静を装いながら少し身構えました。もしかして、「バスの中で生徒が…」という苦情ではないかと思ったからです。

ただ、それに続く言葉は次のようなものでした。
「同朋の生徒さん、いいね。バスを降りるときに元気に挨拶するし、私なんかちょっとした荷物持っていただけなのに、席を譲ってもらったんだよ。私が年寄りにみえたのかな」
たしかに、この区政協力委員長さんは年配の方ではありましたが。

私はそれを聞いて大変うれしく思うとともに、身構えた自分を少し恥ずかしく思いました。
悪い様子は目立つし、気分も悪くなるので、遭遇した人は苦情の電話の一本でも入れたくなります。
でも、みなさんのいいところを見ても、わざわざ電話は入れないですからね。
多くのみなさんは、そうやって地域のみなさんをほほえましい気分にさせているのです。
そのようにみんなで、地域から愛される同朋高校を一緒に作っていきたいですね。

このあと壮行会がありますが、2つの部活動が全国大会に出場します。柔道部の中谷優心さんと男子ソフトボール部です。
中谷さんも、男子ソフトボール部も、よい結果が出ることをもちろん念じていますが、なにより最大限、力を発揮してほしいです。

全国大会への出場には繋がっていなくても、さまざまな部活動が次に繋がる結果を残しています。
スポーツでもスポーツでなくても、成績として結果が出るものもそうでないものも、何か熱中できるものがあるというのは素晴らしいことだと思います。

来週には新入生登校日があります。
1年生は入学して間もなく1年ですね。1年生の皆さんは、1年前に思い描いていたような、高校生活は送れているでしょうか。
春休みが終われば、新しい学年も始まります。
2年生は春休みを過ぎたらいよいよ最上級生です。すべてのできごとに「高校生活最後の」という枕詞が付く学年です。
新しい学年、どんなクラスになるのでしょうね。

新学期が始まるとよく聞くのが、「前のクラスが良かった」という言葉です。
新しいクラスが始まった時はそうでしょう。慣れた前のクラスの方が、居心地が良いかもしれません。
でも、ちょっと考えてみてください。その慣れ親しんだクラスも、最初から居心地が良かったのでしょうか。いろんな時間を一緒に過ごすことで、みんなで作り上げた空気なのではないでしょうか。
新年度、これまでに負けない最高のクラス、最高の学校生活を作っていきましょう。

明日から春休み。
来年度、どのような高校生活を送り、どのような人間になりたいのかをゆっくり考えて、4月からの新たなスタートに備えてください。
4月の出校日には、お互いにまた新たな気持ちでお会いしましょう。

以上で、修了式の式辞とします。

同朋高等学校長  滝 敏行