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式辞・法話

離任式 離任のあいさつ

みなさんおはようございます。

同朋高校での17年間の教員生活では、さまざまなことを経験させてもらいました。振り返ると、その1つ1つが自分にとって貴重な経験であり、今の自分を形作ってくれたと思っています。
そのような貴重な経験をさせていただき、ありがたい時間をともに過ごしていただいた生徒のみなさん、保護者のみなさん、教職員のみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。

同朋高校での教員生活は3月で幕を下ろしますが、4月からは新たな舞台で、新たな一歩を、自分らしく、前を向いて、元気いっぱいに歩んでいきたいと思っています。

みなさんにとっても、素敵な人生を送ってくれることを祈っています。

17年間、ありがとうございました。

教員 H

 

みなさんおはようございます。

私は5年前にちょうどコロナで学校が休校になったときに、同朋高校に赴任しました。コロナで最初は授業もなく同朋高校での教員生活がスタートしました。
私は、小・中学校での授業経験はありますが、高校での授業は初めてでしたので、緊張の連続でした。でも、初めて高校で授業をするときに、半分大人の君たちに、授業を教える楽しさと関わる楽しさを感じ、先生方にも恵まれ、楽しい5年間を過ごしました。

私もこの3月で退職し、今度は高校とは違う学校で新しい挑戦をします。

最後にみんなに1つだけ。私の挑戦というか、野望というか。そういったものを伝えて、話を終わります。

私は、世界のみんなを幸せにしたい。
そのために誰かに優しくし、努力ができる人、頑張れる人になりたいですし、みなさんにもそうあってほしいと思います。

みんなは自分のことが好きかい?嫌いかい?どっちだい?

私は長いこと生きてきましたが、ほぼほぼ自分のことが嫌いです。
そう考える理由は簡単だよね。自分の良いところと悪いところは自分が一番よく知っているからこそ、「自分の良いところなんて何もない。だから自分のことなんか嫌いだ」となります。
でも、そんな自分を少しだけ好きになれることがあります。席を譲ったり、ゴミを拾ったり、優しくしたり、人のためにしたり、一生懸命授業をしてみんなが分かった顔をしてくれる。そういうときに少しだけ自分のことを好きになることがあります。

逆に、人から優しくされたり、自分に何かしてもらうと、心はあたたまるよね。

どうだい?そういうことがどんどん広がると、自分も幸せに、みんなも幸せに、世界も幸せになれると思わないかい?
そうやって小さな努力をずっと続けていく。それが私の野望です。それを最後の言葉として残します。

5年間、ありがとうございました。

教員 K