ニュースNEWS
見真の日 2月の感話
幸(さき)くとばかり歌ふなり 先日卒業式を終えた3年生は、それぞれの道へと歩みを進めました。 さて、合唱練習の際、音楽科の先生が「『蛍の光』は、卒業という節目にとてもふさわしい曲だ」とお話しされていましたね。私自身もその通りだと思いましたし、年を重ねるにつれ、どんどん心に染みる曲となっています。
これは2番の歌詞の一節です。 別れの場面では、次から次へと伝えたい言葉が浮かんだり、逆に感情が溢れて言葉にならなかったりするものです。 では、3年生を送り出した私たちは、これからどうすればよいのでしょうか。 私は、彼らが示してくれた努力や経験を受け継ぐこと。そして、来年、再来年には、自分たちが後輩に何かを残せる存在になることだと考えます。 今日という一日も、みなさんの未来を形作る時間です。大切に、そして楽しんで過ごしましょう。 教員 T |
---|
本校は弘長2年(1262年)11月28日に入滅された宗祖親鸞聖人のご命日を縁として、毎月28日付近の1日を 「見真の日」 とし、有志生徒による勤行と学校長や教職員による法話・感話をおこなっています。
「見真」とは、大無量寿経に説かれる 「五眼讃」 の一句 「慧眼見真 能度彼岸(慧眼は真を見てよく彼岸に度す)」 を出典とし、真宗本廟(東本願寺)の御影堂正面に 「見真」の額が掲げられていること、また親鸞聖人の大師号 「見真大師」 に由来します。