保護者お礼の言葉
春はまだ浅く、風に冷たさが感じられる今日この頃。子どもたちは通い慣れたこの同朋高校を卒業します。
本日は、このような心温まる卒業式を行ってくださり、ご準備していただいた校長先生を始め、諸先生方には、保護者一同、厚く御礼申し上げます。
また、ご来賓の皆様におかれましても、子どもたちのために日頃よりご尽力いただき、誠にありがとうございます。
改めて、子どもたちの顔をみると、凛々しく頼もしい姿があり、目頭が熱くなる思いがしております。
進級するときには、子どもたち一人ひとりに先生方からお言葉を書いてくださり、子どもたちの個性を見つけ伸ばしていただけました。そして、自ら考え行動できる自立心を養うことができたのも、先生方のご指導のおかげだと思っております。本当にありがとうございます。
さて、卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
元気に「行ってきます」と 登校することが当たり前になっていた日常が、今日で最後になります。
親として、見守ろうと決めていても、つい心配で小言が多くなってしまいましたね。口うるさくってごめんなさい。
サッカーのメッシ選手の
という言葉があります。
何度も、あなたたちに『がんばれ』と声をかけてきたのは、全力でやり切ってほしいし、どんな結果になろうとも、努力、頑張ることで、何かしらの報われ方があると思っています。
これまでの18年間で、先生や仲間と共に乗り越えたあなたたちなら、自分に必要な物を見つけ出し自分で考え、自分で作り出すことができる人間になれます。そして、あなたたちが全力で努力し、どんな選択、決断をしようとも、私たち親は、あなたたちの味方です。
そこで、卒業生の皆さんを、この歌で送り出したいと思います。
卒業生のみなさん。
産まれてきてくれて、ありがとう。
元気に成長してくれて、ありがとう。
見守る喜びをありがとう。
卒業生の皆さんの新しい希望の道に、「ありがとう」が溢れていることを祈っています。
最後になりますが、同朋高校のますますのご発展と、校長先生をはじめ諸先生方、そして本日ご参列くださいました皆様のご健康とご活躍をお祈りし、保護者代表の挨拶とさせていただきます。
令和7年2月22日
保護者代表
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