「見真の日」を行いました【宗教担当】

本校では、毎月28日付近の1日を「見真の日」として、真宗をひらかれた親鸞聖人の御教えに触れる機会としています。

早朝から寺院子弟や一部部活動の部員、さらには有志生徒が集い、ご本尊に対し、正信偈や和讃を勤めました。

勤行に続き、学校長から『歎異抄』より「善人なほもて往生をとぐ、いはんや悪人をや」の法話をいただきました。
「善人でさえ幸せになれるのだから、悪人はなおさら幸せになれる」。
普通ならば、「悪人が幸せになれるのだから、善人であればなおさら幸せになれる」となるはずです。
仏様から見れば、我々は完璧な人間ではありません。その完璧ではない我々人間の姿を「悪人」という言葉で表現されました。
「自分は完璧な人間ではない。『悪人』である。」と自分の姿を謙虚に、正しく見つめることができれば、幸せな人生を歩むことができるはずです。
驕らず、謙虚に、自惚れることなく、これからの人生を歩んでいきたいものです。

(合掌)