部活動のために高校に通っていたから、授業にも集中できず、先生から叱られてばかり。でも、先生からの「小さなことからでも構わないから、何かを変えてみなさい」とのアドバイスを受け、些細なことから周りの環境を整えるようになると、見え方が変わってきた。

大学に進学し、トップリーグを目指したが、大きなケガを負い、その夢も断念せざるを得なかった。失敗と絶望。しかし、自分と同じような過ちを犯さないよう、選手をケアする側に回りたい。ケガをしないような体作りができるトレーニング環境を提供したいと、トレーニングジムを作る計画をしている。

失敗を失敗のままにするのではなく、失敗から次へ進む手立てを考えることができれば、それは失敗ではなくなる。